こんにちは。
フリーランスウェディングプランナーの菊地です。
北海道胆振東部地震から1週間以上経過し、少しずつ余震の回数も少なくなってきました。
物資などの供給も一部を除き少しずつ回復をしているようです。
前回のブログより、少しずつお問合せが増えており、ご対応させていただいております。
震災から今日まで、9月中の打合せ予定の変更が多く、
皆様の日常生活やお仕事上での影響が未だに続いていることを実感しています。
一日も早い復興を祈っております。

私も打合せ予定の変更が多数ある中で、今週末の婚礼の準備をしておりました。
いろいろと慌ただしい中、昨日
9月13日
この日はとても特別な一日でした。

まだ私が会場勤務のウェディングプランナーだった頃
プランナーになって2年目
昨日、10年目の結婚記念日を迎えられる方がいらっしゃいました。
約束をしていたのです。
10年後に一緒に約束の場所へ行こうと。

会社員時代の内容のため、このブログで細かなことを書くことができませんが、
お二人と交わした約束でした。

震災前に元新郎様より連絡があり、
いろいろお話をしておりました。
そんな矢先、北海道胆振東部地震に見舞われました。
ご家族はご無事とのことで一安心しましたが、
皆様と同様に仕事への影響も大きく、日々残業されており、
大切な日の準備がなかなか進まない状況でした。

そして、9月13日当日
前日に頑張って仕事をされ、この日の夕方、私が思っていたよりも早い時間に
ご依頼の品物を受取りに、元新郎様は私を訪ねていらっしゃいました。

10年前のウェディングパーティーのラストに、
彼から彼女へ贈った一輪のバラ

10年目のこの日に同じバラを10本束ねたブーケを彼女のために依頼されていました。

ただ、この震災の影響で、どこも花材が不足しており、
依頼通りのモノをいつでも用意できる状態ではありませんでした。

当時担当をしていたお花屋さんは、今でも親しくさせていただいているため、
事情をお話しし、なんとかご希望に近い色と形、
そしてあの時と同じように香りのあるバラを用意してくれました。
そして、合せて私がお願いしていたモノも用意してくれました。

お二人の結婚記念日は
ご自宅でお子様と3人で結婚式のビデオを見てから
彼が用意した、あの日から数えて10年の記念に10本のバラをプレゼントされました。
お子様が生まれてから初めて結婚式のビデオをお子様と一緒にご覧になられたそうです。
実はこのビデオ映像は通常の流れを撮影した1本と
それ以外に、特別仕様で撮影、編集していただいた、
準備期間中から婚礼当日までの
想いと思い出のいっぱい詰まったもう1本のドキュメンタリー仕上げとなっていました。
今でもその映像を私も覚えています。

私からお願いしていたのは・・
ビデオを見て、彼がご用意したバラをプレゼントされた後に
この袋を開けてください
開けた後、私がLINEでお送りするモノを見てくださいと。
お伝えして、あの日パーティーが終わって出発される時と同じように
元新郎様へ『いってらっしゃい』とお伝えし見送りました。

私が用意したのは

当日に関わった7人からのメッセージと7本のバラ

MC(司会者)、カメラマン、ヘアメイク、
会場の契約を担当された方、
新婦が当日着用したドレスをデザイン作成された海外で活躍中のドレスデザイナー、
私が心から信頼する元サブプランナー、
そしてウェディングプランナーの私から。

私もそうですが、あの頃とは立場も働いている場所も違う方も多く
すでにウェディング業界からは離れている人も多い中、
当時から考えても、何百という婚礼を担当していたにも関わらず、
全員お二人のことを覚えていました。
覚えていたことの理由は私にはわかります。

そして、みんな快く私のお願いに協力してくれました。
この場を借りてお礼申し上げます。
本当にありがとうございます。

7人からのメッセージをバラにのせて
ずっと変わらず心の中の大切な思い出となりますようにと願いを込めて
贈りました。

今思い出すと、ウェディングパーティーの内容についてお任せしていただきましたので
パーティーの内容の詳細をお二人は大まかにしか知らない、という
当日を迎えられたのです。
お二人のことをいろいろヒアリングさせていただき、
コンセプトを考えて、誰もしたことがない、
そしてこの先も誰も同じことができないような
ウェディングパーティーをむかえられました。

思い出として心に深く残るような打合せの準備期間と婚礼当日。
婚礼が終了されたその後も、たまにお二人とやり取りをしていました。
私が会場を退職した後も、個人的にやり取りが続き
ご自宅に遊びに行き、手作りランチもごちそうになりました。
お子様が生まれてまだ小さな赤ちゃんの時でしたね。
もうお子様も5歳になったそうです。

震災の影響などもあり、
約束の場所へ行くことはできませんでした。

でも、いつか必ず一緒に行きたいと思います。
約束のあの場所へ

昨日、今日とお二人からお礼のメールが届きました。
ここでのご紹介は控えさせていただきますが
私もいろんなことがあったこの10年を振り返り
あの日のこと、あの時の感動と歓声を思い出しました。
元新郎様のお父様の還暦祝いも一緒に企画しましたね。
お父様の感動の涙を今でも忘れません。
懐かしく、改めてこうして結婚式が終わってもずっとつながり続けていられる
ウェディングプランナーという仕事は大変なことも多いけれど
素敵な仕事だと、私には天職なんだと感じました。

人と人との縁やつながりを生むもの
それが結婚式なんだと思います。

たくさんの方にあたたかさと
一生忘れることのない素敵な思い出となる
ウェディングのご提案を心を込めて続けていきたいと思います。

私がウェディングプランナーという仕事を始めてから
今年で13年目。
フリーランスに転向してから7年目になります。
明日、9月15日は初めてウェディングプランナーとして婚礼の施工を担当させていただいた日。
様々な思いが改めて心に蘇ります。
結婚式が終わっても、何年経っても
共に試行錯誤し、共に悩み、
共に笑い、共に感動し、共に泣き。
そうして過ごした皆さんとのこと、忘れていませんよ。

菊地さん、おばあちゃんになってもウェディングプランナーでいてね
今度は、菊地さんが担当するパーティーにゲストで参加したい
菊地さんと出会えて本当に幸せです
私たちを担当してくれてありがとう
結婚式が終わると菊地さんともう会えないのかなと、打合せがないと思うとさみしい

これは、皆さんからたくさんいただく最高のお言葉です。
私は本当に幸せ者だと心から思います。

また皆さんにお会いできる日を私も楽しみにしていますよ。
ご連絡くださいね。

またお会いできるその日を楽しみにしています。

結婚式当日のことまでではなく、幅広く皆様の人生の節目や記念日、
伝えたい想いをお手伝いしております。
こんなことがあるんだけど・・という投げかけからでもご提案できますので
何かしたい・・と思ったときはお気軽にご連絡ください。

たくさんの方に幸せの風が届きますように